マグネシウムの摂取

血圧を下げるために効果を発揮してくれる栄養素として、次に紹介するのは「マグネシウム」についてです。燃やすと白熱することでよく知られる化学物質であるマグネシウムも、食品内に含まれている場合があります。このマグネシウムの主な効果は、カルシウムによる血圧上昇効果を抑えるというものです。カルシウムが血圧にたいして悪い効果をもたらしているというのが驚きの人も多いかと思いますが、カルシウムには筋肉を収縮させる力があります。この力が働くことによって血管が細くなってしまうことがあります。血管が細くなると、ホースをすぼめた時と同じように勢いが増してしまうため、血圧が高くなることになります。

マグネシウムにはカルシウムが筋肉に入るのをある程度抑える効果があります。その為、摂取カルシウム量が多いという人はマグネシウムと一緒に摂取するとバランスが取れる事が考えられます。カルシウム自体の摂取量を抑えると造骨作用に影響が発生してしまうことが考えられ、特に更年期以降の女性に取っては骨粗鬆症のリスクを大きく挙げてしまうことに繋がります。その為、カルシウムの摂取を減らすのではなく、その働きの一部を抑えるという形で対処する必要があるわけです。